【帰化のメリットをご紹介】
帰化のメリットを具体的に教えて下さい、とご相談を受けることが良くあります。
そこで、日本国籍を取得すると受けられるメリットをまとめてみました。
帰化をすることで、日本での生活上の利便性が大幅に改善したことを実感された方は非常に多いです。
【日本の戸籍を持てる】
当たり前の話ですが、日本人になれば日本の戸籍を持つことになります。
最大のメリットとしてはやはり、配偶者や子が日本人の場合に家族で同じ戸籍に入れる事でしょう。
また、戸籍が日本にあると言う事は、今までのようにわざわざ本国の領事館で公的書類の取り寄せをしたり、イベント(出産・結婚・離婚・死亡)の度に領事館で苦労して手続きする必要が無くなり、全て日本の市区役所で楽に手続きが出来るということです。
(特に、韓国籍のまま日本で死亡すると、残された家族が大変な思いをする事が多いです!)
お子さんがいる方は、入学時・就職時のわずらわしさからも開放されるでしょう。
また、戸籍だけでなく住民票も現在の外国人フォーマットではなく日本人としてのフォーマットになります。
【日本人としての名前が持てる】
日本で暮らす外国人は、日本での生活上の支障や差別を少なくするため、「通称名を名乗っても良い」という制度があります。
これは良い制度だと思うのですが、通称名とはあくまでも日本で生活する上でのニックネームみたいなものですので、本当の名前とは違います。
日本人になることによって、通称名ではなく全て本名で手続きすることができるようになりますので、通称名を名乗っていた時の煩雑さから開放されます。
尚、帰化をする時には日本人としての新たな名前を自由に決めることが出来ます。
【日本のパスポートが持てる】
「日本のパスポート最強説」というのを聞いた事はありますか?
これは、日本のパスポートがビザ無しで入国できる国が189カ国と、世界で第3位だからです。
ですので、日本のパスポートを持つということは、海外渡航の自由度が飛躍的にUPするということです。
日本のパスポートは発行手続き自体も非常に簡単で早いですし、再入国申請なども不要になりますので、簡単に・自由に海外に行くことができるようになります。
また、海外渡航中にトラブルに遭った際、日本の大使館で守ってもらえるのも心強いですね。
【在留手続きが不要になる】
日本に居住する外国籍の方は、在留カード(または特別永住者証明書)を数年ごとに更新し、常に携帯する義務があります。
日本人になることによって、そのような煩わしさから開放されます。
【就職に有利】
日本籍でも外国籍でも、全く差別のない会社は確かに存在します。
しかし水面下では、外国籍であることが採用のマイナスポイントになるという会社も少なくないと言われています。
しかもこれは、就職活動する側には見えないのです。
日本国籍を取得すれば、このようないわれのない差別からも開放されるでしょう。
【日本人にしかなれない職業も】
外国籍の人が就職できない職業は多数存在します。
例えば、国家公務員は日本籍を持っていない人はなれません。
地方公務員であれば一部外国人でも就職できるケースはありますが、昇進を制限されたり、部門によっては日本人しか採用していなかったりということも現実としてあります。
(過去に、地方自治体が在日韓国人の職員に対し、昇進試験を拒否したことが合憲であるとの裁判判例が出ています)
日本国籍を取得することによって、外国籍であることのハンディを背負わなくて良くなります。
【ローンや融資で有利に】
銀行やローン会社の立場に立ってみると、「いつ本国に帰ってしまうかわからないような外国人に貸すぐらいなら、日本人に貸したほうがリスクは小さい」と考えるのも頷けると思います。
日本人に帰化することによって、上記のような差別を受けなくなります。
また、帰化をした人というのは、収入・経歴・素行・身分関係など法務局からチェックを受けて通った人ということで、貸す側から見ると一定の信用があると見られやすいのです。
【住居を借りるのにも有利に】
居住物件や商用物件を貸す側の立場に立ってみると、「外国人に貸すなら、日本人に貸したほうがトラブルや家賃滞納のリスクは小さい」と考えるのも頷けると思います。
日本人に帰化することによって、上記のような差別を受けなくなります。
また、帰化をした人というのは、収入・経歴・素行・身分関係など法務局からチェックを受けて通った人ということで、貸す側から見ると一定の信用を獲得します。
【日本人と同じ社会保障】
日本に帰化することによって、元々の日本人と全く同じ待遇で社会保障を受けることができます。
【参政権がある】
日本国籍を取得したその日から、選挙権も被選挙権も得ることが出来ます。
【相続手続きが楽に】
外国籍の方が亡くなった場合、日本に居住している方であろうが、在日3世であろうが相続のルールはその方の国の法律に基づいて処理しなければならないって、知っていましたか?
ご家族に不幸があってただでさえバタバタしているのに、その国の相続ルール(法律)を調べて相続手続きをしなくてはならないという事で、頭を抱えてらっしゃる遺族の方を今まで沢山見てきました。
これは、意外と切実な問題です。
プロに任せようとしても、その国の法律に明るい専門家を探さなければなりませんが、そのような専門家はほんの一握りしか存在しません。
生前に帰化によって日本国籍を事前に取得しておけば、遺族が相続で悩む負担もグッと減らせるわけです。
【徴兵の心配がない】
今何かと話題の兵役問題ですが、日本人には兵役そのものがありませんから、帰化をすることによって兵役義務の問題で悩まなくて良くなります。
【強制送還されない】
帰化によって日本人になれば、どんなに重い罪を犯しても強制送還されることはありません。
悪いことをして収監されたとしても日本の刑務所に入ることになります。
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