【韓国領事館への国籍離脱の手続き】

当事務所では、帰化をされた方が帰化後に正しく国籍離脱(国籍喪失)状態になっているかどうかを韓国領事館にて調査し、国籍離脱状態になっていない場合は国籍喪失の手続き代行までさせて頂いております。

【国籍喪失届とは?】

韓国籍の方が日本に帰化されると、法務大臣が帰化を許可した日(官報に掲載された日)の午前0時をもって日本国籍を取得し、同時に韓国籍を喪失することになります。

法律上、この日本国籍取得と韓国籍喪失は自動的にかつ同時に行われますので、帰化による二重国籍等の問題は発生しません。

ただ、あくまでも帰化申請というものは日本の政府に対してするものですから、日本で帰化が許可されたからと言って韓国の政府もそれをすぐに把握できるわけではありません。
ですので、韓国の法律では、
日本に帰化して韓国籍を喪失した人は、韓国領事館を通じて国籍喪失届を提出する義務があると定めています。
つまり、日本に帰化しても韓国政府は知らないので自分で報告してきてね、というわけです。

尚、国籍喪失届を出す際は韓国領事館での手数料・印紙代などはかかりません。

【国籍喪失届を放置したらどうなる?】

後ほど詳しく説明しますが、韓国領事館に対する国籍喪失届は正直かなり面倒な作業です。
韓国領事館は日本国内にあると言ってもあくまでも韓国の役所になりますので、
申請書類などは基本的に韓国語がベースとなりますし、韓国領事館の窓口は一般的に日本の役所と比べて無愛想だったり対応が悪かったりするので困惑される方も多いでしょう。
ですので、国籍喪失届を放置される方もいらっしゃるのは事実ですし、そもそも届出義務があることすら知らなかったという方も多いです。

では、この国籍喪失届をせずに放置した場合はどうなるのでしょうか?
現在(2023年11月時点)では、国籍喪失の届出義務を果たさなかった人への罰則規定はありません。
しかも実は、日本の法務省から韓国の法務部長官へ定期的に帰化者データの受け渡しをする事もあり、法務部長官の職権で国籍喪失が勝手に行われる可能性も多少はあります。
職権で勝手に国籍喪失手続きをしてくれるなら自分では何の手間も要らない訳ですから、知らない間にしてもらえた人はラッキーですね(^^)

ただ、上記のような職権による抹消は、必ずしてもらえるという訳ではありません。
また、自動で抹消してもらえたとしても最低1~2年以上は期間がかかると思って下さい。
さらに、2014年7月から現在までの国籍法改正によってかなり厳しくなっていますので、これからは職権抹消の廃止や罰則規定の創設などがあるかも知れません。

国籍喪失届は法律上では義務になっていますので、気になる方はきちんと手続きされることをお勧めします。

韓国政府が国籍喪失の処理を勝手にしてくれるという保証がないのが不安だ
最低1~2以上年も日本と韓国両方に籍があること自体がなんだか気持ち悪い
今後、罰則規定が出来たりして韓国の法律で処罰されるのは嫌だ
将来、相続手続きの時に困ったり不利益なことが発生しそう
将来の法改正で帰化を取り消されないか心配だ
将来の法改正で兵役を課されたりしないか心配だ
何よりこれからの日韓関係の悪化が不安だ

尚、過去に帰化をして国籍喪失届を放置された方で、ご自身の韓国での籍が抜けているかどうか調べたい方は調査・取り寄せ・翻訳までセットで9,800円(税別)で調査させて頂きます。

【国籍喪失届の必要書類】

韓国領事館への国籍喪失届に必要な書類は以下の通りです。
尚、管轄の領事館によって必要書類に多少の違いがありますので、当事務所の国籍喪失届サポートを受けずに
ご自身で手続きされる方は事前にご確認下さい

国籍喪失申告書(必ずハングルで記載)
※サンプルpdfはこちら
日本に帰化したことが分かる戸籍謄本
上記戸籍謄本の翻訳文(ハングル訳)
住民票
上記住民票の翻訳文(ハングル訳)
基本証明書
家族関係証明書
婚姻関係証明書
親の基本証明書
・ カラー写真(3.5×4.5cm)
・ お持ちであれば、韓国のパスポート(返却する)
・ 新たに作った日本のパスポートコピー

国籍喪失届ノーマルサポートでは「の範囲」を、フルサポートでは「両方の範囲」をご用意させて頂きます。
料金表はこちら

また、2014年7月の法改正により、国籍喪失届をする為に日本のパスポートが必要になりました。
ですので、国籍喪失届をする前に日本のパスポート取得手続きが必要となります。

尚、原則として国籍喪失届は必ずご本人がする必要がありますので、代理人申請はできません。
親族など一定の条件を満たせば代理申請可能ですが、委任状や親族であることを証明する書類を提示する必要があります。

【国籍喪失届サポートについて】

上記の通り、国籍喪失届をするにはかなりの書類が必要になります。

一般的に、日本に帰化される方はハングル文字の読み書きに自信が無い方が多いですから、これらの書類を用意するのは非常に大変かと思います。

当事務所では、このような
難解かつ面倒な書類収集と翻訳作業を代行させて頂いております。

ご利用の流れについては、こちらをどうぞ。

良くある質問はこちら

【国籍喪失届サポートの費用】

当所の国籍喪失届サポートでは、下記のメニューをご用意しております。

内  容 費用総額 範 囲 
国籍喪失調査
(代理申請込み)
9,800円
(税込10,780円)
まずは韓国籍が抜けているかどうかの調査をします
ノーマルサポート 29,800円
(税込32,780円)
の範囲のみ
フルサポート 39,800円
(税込43,780円)
両方
※親子・又は兄弟姉妹で同時申し込みの場合は、2人目以降は半額となります。

内  容 費用総額 対象地域 
代理申請オプション
9,800円
(税込10,780円)
大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山

国籍喪失申告書(ハングル)
日本に帰化したことが分かる戸籍謄本
上記戸籍謄本のハングル翻訳
住民票
上記住民票のハングル翻訳
基本証明書
家族関係証明書
婚姻関係証明書
親の基本証明書

各コースの違い等、詳しくはこちら

【全国対応です】

国籍喪失届サポートは、全国対応させて頂いております。

北は北海道から南は沖縄まで、幅広くサポートさせて頂きます。

【韓国籍(朝鮮籍)専門です】

専門性の確保と業務の質の維持のため、国籍喪失届に関する無料相談・ご依頼は在日韓国人(在日朝鮮人)の方のみとさせていただいております。

あらかじめご了承下さい。

【無料アフターサポート】

万が一、役所の窓口で翻訳文の訂正依頼があった場合は、無料ですぐに訂正させて頂いております。

【諸経費は全て込みです】

当事務所の料金は、必要経費も全て含まれております。
郵便代・通信費・交通費など、いかなる名目であっても追加料金は発生しません。

【守秘義務】

当事務所は行政書士事務所ですので、行政書士法により医師などと同じく厳しい守秘義務を課せられています。
個人情報が漏洩することはありませんのでご安心下さい。

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